すぐろく日記20
晩夏の哀愁
H院長が、蝉の初鳴きに、自身の中にある夏への憧憬を感じとり
そのことにわたしも共感してから、はや1か月半、
鳴き声の主役は、くまぜみから、つくつくぼうしに交代しつつある。
少しずつだが、朝晩すごしやすくなってきて日中出歩いても
路面からの照り返しにむせ返るようなことは、なくなってきた。
ときおり頬をなでる、そよ風も心地好く感じるきょうこのごろ...
まもなくすこしばかりかなしいような、夏の終わりがやってくる。
森山直太朗の♪夏のおわり。いい曲だ。じっくり聴き入りたいものだ。
昭和なら、トワエモアの♪誰もいない海といったところか...
甲子園では、赤とんぼが浜風に乗ってふわふわと宙を舞いはじめると
勝ち進んできた強豪同士の戦いも次々に勝敗が決していき、
惜しくも敗れた球児達の熱い夏は悔し涙とともに終わりを告げる。
そして、最後まで勝ち抜いた球児が流すのは嬉し涙である。
なんだろう、過ぎ行く夏...悲喜こもごも
やはり他の季節にはない特別な感じが、せつなくて、やりきれない。
だが、それがとてもよいのだ。晩夏の哀愁そのものなのだ。
葉っぱの上の蛙も去り行く夏を感じているのだろうか
余談
つくつくぼうしといえば、西川のりお。
いまもむかしも幾多ある漫才の中で、わたし的には、のりおよしおがno,1である。
ぼけるとかつっこむとかいうもんだいではなく、
つくつくぼうしとか、うぐいすぼうやになって暴走するのりおを
たけしをして日本一のツッコミと称される上方よしおが、見事に操る。
最高におもしろい(≧~≦))ププッ、では、また。