すぐろく日記15
夏の思い出
昭和の夏の旅は、たいていの場合、大阪駅中央コンコース、噴水前に集合する。
わがボクトー会の夏合宿に向かうときも、コチラで集合し
友達との旅行と違い、少し憂鬱だった。
なぜか? それは、わが部が、文化部にもかかわらず縦の関係を重視しており
礼儀、作法がなっていないとダメ出しされ、
指導は、もとより、場合によっては、説教をされることもあったからでした。
これも、ひとえに人間形成のためである。とわかったのは、社会に出てからのこと。
なかでも、「失礼します。」の一言は、かなりのお役立ちグッズでした。
卒業後、この言葉が、自然に出るようになっている自分に気づき、感謝しました。
いまどきなら、こんな縦の関係など成り立たないかもしれないですね。(笑)
特に、1回生の時は、めがまわるほど忙しかった。
相撲取りほどじゃないけど、ある程度、先輩の世話をしないといけないし
机や布団の準備、片付けなど次から次へと用事がありましたから。
とはいえ、それぞれが協力して日程が支障なく消化されていくと
充実した気分になり、海での時間や、宴会の時間がより一層楽しくなったものでした。
しんどかったけど充実していた夏合宿。
いまとなっては、懐かしくてとても良い思い出です。
どういうわけか、早朝、ボクトーを振り回していた、あの夏.....
甲子園では、東洋大姫路の松本が投げていた、あの夏.....
戻れるものなら戻りたいものです。
余談
懐かしの、じゆうけん風カレー...自作です。
注文するときれいなお姉さんが「インディアン一丁!!」と厨房に向かって叫んでいた...
なつかしい。時は流れた.......
台風5号通過中、臨時閉館ですが午後10時前まで待機です。